ダブルスの試合でポーチを100%成功させる方法

ダブルスの試合で ポーチを100% 成功させる方法 戦術

ダブルスでポーチに出たいんだけど、いつポーチに出たら良いかが分からない。

ダブルスの試合でクロスラリーが続いていて、今がポーチのタイミングと思って飛び出たら自分の動きとは反対の方向へショットを打たれて抜かれちゃった。

ポーチとは、ダブルスの時に後衛がラリーをしているどこかのタイミングで前衛が飛び出してカットする攻撃方法です。つまりペアがラリーをしているボールを横取りしてポイントを奪う技です。

ですが、2人の会話のようにダブルスでのポーチは非常に難しいのです。特に飛び出るタイミングが重要で、気分とかノリで飛び出してしまった時にはきっちりと飛び出した方向と反対側に、相手からショットを打たれて抜かれてしまうでしょう。

今回のレッスンでは、決まったタイミングでポーチに出れば100%ポイントを獲得する事が出来るという後衛の打つ場所とポーチの飛び出し方を教えます。

コートマジシャン
コートマジシャン

ダブルスでペアと対戦相手がラリーをしている状態を目で確認してポーチするのは難しいです。

決まりきった形を覚えると、誰でも簡単にポーチに出れるようになります!今日はそれを覚えましょう。

クロスラリーから深いセンターへボールコントロール

ダブルスでポーチに出ようと思ったら、必ず後衛の助けが必要となります。ダブルスでの後衛の役割といえば、クロスラリーの状態から相手の返球コースを自分のショットで操る事です。ポーチに出ようと思った場合、後衛の配球は下記の画像のようになります。

黒の矢印がクロスラリーの軌道になります。後衛は赤色の丸にショットの落下地点を持っていけるようにしないといけません。落下地点である赤い丸に後衛のショットが入ると、相手の返球コースがかなり制限されます。次で確認しましょう。

ポジションを下げていない人の返球コース

深いセンターへ味方の後衛が打った時、相手の返球コースは制限されます。制限されるからこそ、ポーチのタイミングを考えるチャンスなのです。簡単にポーチに出れるように相手の返球コースを下記の図で確認して覚えて下さい。

深いセンターに味方のボールが入った時の相手の返球パターンは大きく2種類です。上の図は2種類ある中の1つ目の返球パターンです。赤色の矢印は返球パターンのショットの範囲を示しています。相手の後衛のポジションを良く確認していて下さい。後ろに下がったか、後ろに下がっていないかです。この図は下がっていないので、ラケットの振る幅が短く、慌てて打ち返す為、直線的なボールの軌道でショットの範囲は赤色の矢印が範囲だと覚えておいて下さい。しっかりとした速いショットが深いセンターに入れば入るほど、相手は振り遅れてしまう為、振り遅れた方向にボールを返球してくる可能性が高いです。右利きの場合はセンターの深いボールを返球する時、バックハンドストロークになるので左の方向に相手が返球してくる可能性が高いのです。

ポジションを下げている人の返球コース

1つ目の返球パターンであるポジションを下げていない人の返球コースは、直線の軌道で振り遅れた方向が多いという事が確認出来たと思いますが、2つ目の返球パターンであるポジションを下げている人の返球コースはどうなるでしょうか?次の図を見て下さい。

2つ目の返球パターンであるポジションを下げている人の返球方法は、ほとんどの確率でロブです。特に女子ダブルスをしている時に多く見られます。ポジションを下げると、対戦相手の後衛もラケットを振る時間の余裕が出来る為、攻撃されている切羽詰まった状態から落ち着きを取り戻したい為にロブを上げているのでしょう。対戦相手の気持ちからすると、ロブを落として1バウンドついてくれると、次の相手の攻撃まで時間も出来るので、短時間で気持ちの切り替えや戦況を立て直す事が出来るようになります。ポジションを下げる人がロブを上げる目的は落ち着きを取り戻して、自分の状態を安定させる事なのです。

相手の返球が直線の軌道の時にポーチに出よう

ここが今日1番のポイントです。先程の2つの返球パターンを見て、ポーチに出るべき返球パターンはどちらの返球パターン良いかというと、相手の後衛がポジションを下げていない時に、センターの深いところへ良いショットが入ったになります。つまり1つ目の返球パターンになります。

・相手のポジションが下がっていない事

・しっかりと深く、センターにボールが入っている事

これがポーチに出る為の戦況の条件です。この条件が揃った時に、このようにポーチに出て下さい。

味方の前衛はセンターライン寄りに構えておいてから一気にスタートを切りましょう。そうする事によって、ポーチの移動する方向とは反対側のコースを止めているように錯覚してくれます。錯覚してくれると、ポーチに出る方向とは反対の方向に打たれる事はありません。最初に立つポジションの使い方次第でフェイントの効果があるのです。

そしてポーチの移動範囲ですが、相手が振り遅れる可能性を予測して、振り遅れてショットが飛んでいく方向の返球コースギリギリまでボールを止めないといけないので、ポーチの移動方向の赤い矢印部分まで取れるように移動して下さい。ポジションによってのフェイントとポーチの飛び出し方で、前衛が全ての相手の返球範囲を抑える事が出来るようになります。相手の返球コースを把握して、ポーチで相手の返球のショットを抑える事が出来れば、相手の返球を抑えたポーチのショットは思い切って叩いて下さい。これでポイント獲得は間違いなしです。

ロブの時はサービスラインでスマッシュ待機

これは補足になりますが、相手がポジションを下げていて、センターの深いところに味方のボールが入った場合は、必ずロブになります。その場合の味方のポジションはというと、

このようにサービスライン上に2人が立ち、テニスコートを縦に半分ずつ守る状態で構えて下さい。縦に半分ずつ守るポジションを使用する事によって、テニスコートのどこの場所にロブを上げられてもスマッシュが打てるようなロブ対策が出来ています。

テニス用語でいうと、「縦割り」という守り方になります。サービスライン上にポジションを置く事で、ベースラインギリギリまで後ろに下がれるようになります。なぜなら、走り出すスタート位置をネットに詰めている場所から、ロブが上がる時にサービスラインまで下げた事によって、下がりにくい後ろの範囲を少なくしたからです。これでロブは全て防げるでしょう。

ここまで戦術がきっちりと考えられた場合、ポイントの取得率をUPさせようと思ったらスマッシュの精度が問われます。しっかりとスマッシュ練習をしておくようにしましょう。

ポーチが100%決まる返球コース

相手の返球コースの範囲を把握して、ポーチを止める方法は確認しました。

実は、相手がポジションを下げていない状態で、味方のショットがセンターの深い所に入った場合は100%の確率で打つコースがしっかりと決まっています。

図のように、この軌道で相手が確実に返球してきます。相手の後衛は味方の前衛の事も考えて、前衛を避けて返球しなければいけないので、コースはここ1本に絞られるでしょう。ここまでコースが決定していると、ポーチの飛び出し方は簡単ですね。最初からセンターに寄った時点で動かずに打ち込める可能性が出てきます。ポーチの飛び出し方など、難しく考える必要はないと思います。

ポーチの場面は実践で何度も使用する場面がありました。説明した形に作戦が進んだ場合、ポーチを確実に成功させる大チャンスだと私は考えています。自分が前衛の時にはポーチに飛び出しますし、自分が後衛ならばポーチに飛び出してもらえるようにセンターの深いところへの配球を徹底します。

まとめ

今回のレッスンでポーチを出る為の条件や状態を理解して頂けたと思います。100%決まった場所に相手の返球が飛んで来る法則は他の展開や状況でも実はあります。

相手の打ってくるコースが読めなくて、戦術を使えずに戦わなければいけない時もありますが、今回のように戦術を使える時はその作戦に当てはめて少しでも安心してポイントが獲得できるようにしていきましょう。ダブルスは1人の力ではなく、2人の力です。2人でポイントが取得できるように頑張りましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました